新型コロナウイルスの感染が拡大する中、初めての年末年始を迎えます。政府が「静かな年末年始」を呼びかける中、関西の観光地は例年とは様子が違います。

 12月26日、大阪の道頓堀を取材すると、土曜日の昼間にもかかわらず街は閑散としていました。戎橋を歩いている人に話を聞きました。

 「(人通りが)めっちゃ減っているなという話をしていました。(初詣は)三が日を避けて、人が少なくなったタイミングで行こうかなと思っています。」
 「(年末年始は)家でひきこもりの予定です。」

 大阪・日本橋の黒門市場は、毎年年末は賑わいますが、今年の人通りはまばらです。

 (惣菜店の人)
 「今年はひどいもんですね。毎年じわじわ人が増えてくるところなんですけども、時短要請がかかってしまったので、ちょっと出鼻くじかれたかなという感じはあります。」

 一方、京都の嵐山も、観光する人は少なくなっているようです。

 (GoToトラベル利用の滋賀からの観光客)
 「人も意外に少なくて、いいと思います。ちゃんとマスクして感染対策していたら。」

 コロナ終息を願いながら、それぞれの年末年始を迎えます。

MBSニュース

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