※読売新聞オンライン

 つくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道は、2020年度上期(4〜9月)の営業実績を発表した。売上高に当たる営業収益は前年同期比94億8300万円減の148億7900万円に。諸費用などを差し引いた最終利益は同88億1300万円減の40億7500万円の赤字となった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛要請などの影響で、利用が大きく落ち込んだ。

 16日の発表によると、05年の開業以来、沿線人口の増加で利用客数は右肩上がりだったが、1日あたりの旅客輸送人員は同34・9%減の26・8万人となった。同社の担当者は「緩やかな回復傾向を示してはいるが、第3波などもあり、引き続き厳しい状況に変わりはない」としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/67b2c8c5984bc4d31cc08aadaca0cb077f8d97aa