※デーリー東北新聞社

強い冬型の気圧配置の影響で、青森県南地方は30日、大雪に見舞われた。青森地方気象台によると、八戸では、未明から降り始めた雪が最大22センチに達し、12月の24時間降雪量の記録を更新した。市内では、朝早くから雪かき作業に追われる市民の姿が多く見られた。

 大雪の影響で、交通にも乱れが生じた。JR東日本青森支店によると、八戸線の陸奥白浜―鮫、鮫―久慈間でそれぞれ倒木が発生。鮫―久慈間で終日運転を見合わせるなど、上下9本が運休、上下3本が遅延し、約610人に影響が出た。31日始発の久慈発八戸行き上り1本も運休する。

 大湊線でも、野辺地駅構内で除雪作業が必要になり、上下4本が運転を見合わせた。また、青い森鉄道によると、大湊線の運休に伴い、八戸―野辺地間で上下2本が運休、上下3本が遅れた。

 同気象台によると、冬型の気圧配置は31日も続く見込み。雪や雪崩、高波などに警戒が必要だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/20ad2452ca9f8797ed6b735fdbc13f98a15d8992
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