面談後、報道陣の取材に応じる小池百合子都知事=2日午後、東京都千代田区(宮崎瑞穂撮影)

 西村康稔経済再生担当相と東京都の小池百合子知事ら1都3県の知事が2日、都内で新型コロナウイルス対応をめぐり意見交換した後、そろって記者団の取材に応じた。詳細は以下の通り。

 小池氏「本日、1都3県、埼玉県の大野元裕知事、千葉県の森田健作知事、そして神奈川県の黒岩祐治知事、そして私小池、1都3県の知事がこの感染症の拡大に伴いまして、対策、国に対して緊急事態宣言の発出(発令)に関しての要望を行いました」

 「宣言の発出を速やかに検討されることを要望したものでございます。この間、酒類の提供を伴います飲食店などに対しての営業時間の短縮、いわゆる時短です。不要不急の外出自粛の要請などを行ってまいりました。一定程度の抑制効果はみられるものの、1都3県におけます感染症の陽性者の数、そして医療提供の現況を踏まえると、ここで直ちに徹底した人流(じんりゅう)の抑制を図る必要があると、このように判断して要請をするものでございました」

 「宣言の発出に際しまして、社会生活の混乱を避けるということから、一定の周知期間を設けること、また、効果の最大化に向けて宣言下におけます措置内容なども早急に協議をするように要望もしたところでございます。年明け早々でございますけれども、現下の感染拡大、収束をさせる、そしてできる限りの対策を講じていきたいと考えております」

 「なお国に対しては、口頭ではございますけれども、(新型インフルエンザ等対策)特別措置法の改正、そして水際対策の強化に関しましても早期に実施するように求めたところでございます。また、これからも国と連携しながら、1都3県、効果のある、速やかなる効果が出るような、そのような体制をともに組んでいきたいと、このような意識を共有したところです」

 西村氏「1都3県の知事から合同での要望を受けたところです。その上で、3時間くらいですかね、意見交換、現下の状況などについて、施策について意見交換しました。共有できたところを申し上げたいと思います。まず、首都圏の現下の感染状況については、ご案内の通りで、緊急事態宣言の発出が視野に入る厳しい状況という認識を、国、首都圏1都3県で知事の皆さんで共有したところです」

 「国と1都3県の知事、あらゆる事態を想定して緊密に連携して対応していくということで一致しました。そして、この4人の知事から検討の要望をされた緊急事態宣言の発出については、国として受け止めて検討をしていきます。一方、国からは、直ちに行うべき措置として、1都3県の知事に次のような要請をしました」

 「1つ目に、これは分科会の専門家から急所とされている飲食店について、(昨年)4月、5月のときの緊急事態宣言のときと同等の対応をとるということとし、首都圏においては、飲食店、カラオケとかバーとかも含め、時短の営業を20時まで、酒類の提供を19時までとすること、あわせて都民、県民の皆さんに対して、20時以降の不要不急の外出自粛を要請すること。この関連で、要請に応じていただける飲食店の皆さんに対しては、国として支援を拡充したいと考えています」

 「2点目として、企業におけるテレワークを徹底すること。分科会からは5割ということもいわれています。3点目に職場、それから寮、合宿を含む学校での感染防止策を徹底すること。4点目に、イベントの開催要件の厳格化を行う。この4点について要請を行いました」

 「この4つの取り組みを強化する方向性は共有できたものと認識している。平行して国においては、要請の実効性を担保する措置を含めた特措法の改正を急ぎたいと考えています。以上、意見交換をへて共有できたところです。国と1都3県、首都圏の知事の皆さんと連携してとにかく感染拡大をおさえていく。そのために対策を強化していきたいと考えています」

 −−認識が一致したのは緊急事態宣言が視野に入っている状況なのか。それとも、宣言が必要な状況なのか

 西村氏「緊急事態宣言の発出も視野に入るような危機的な状況になっていること、こうした危機感を共有しました」

https://news.yahoo.co.jp/articles/c83f2fc1fcd9b7970324f82d039700ac36beb442
1/2(土) 21:08配信

前スレ 2021/01/02(土) 21:49
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1609591761/