ゴルフ場に池がある三つの理由。「戦略性」と「景観」と、もうひとつの理由はさてなんだ?
2018-05-21
みんゴル教養部

ゴルファーを苦しめ、かつその目を楽しませる悩ましい存在である池だが、もうひとつ、
日本のゴルフ場には池を配置しなければならない理由が実はある。日本ゴルフコース
設計者協会会員の佐藤毅さんに聞いた。

「防災上の理由です。昭和48年頃から、行政からの規制が強まり、各都道府県別に
独自の指導要項が作成されました。そのなかで大雨などで敷地内に水が貯まることで
土砂を伴った洪水が発生することを防ぐため、調整池の設置が義務付けられ、いかに
水の勢いを殺して地区外に放出できるかが求められたのです」(佐藤)

コースに水が貯められていないと、下流の河川への雨水の流出量が増え、洪水のリスクが
増えたり、土砂災害のリスクが増える。それを防ぐために、コースには調整池の設置が
義務付けられたのだという。これには、日本の狭い土地のなかでゴルフコースを作ろうと
思ったら、平坦な土地は限られることから山などの高地に作らざるを得なかったという
事情が背景にある。つまり、ゴルフ場にある池には「ダム」としての機能もあるということだ。

そうなんだ…v6かなんかの歌でそうなんだのフレーズが聞こえてくるわ…
ダムだったんだねアレ…