病院でクラスターも 88人感染

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20210118/4060008411.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

山口県と下関市は県内であわせて88人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。
このうち68人は宇部市にある扶老会病院の入院患者と職員だということで、
県は、この病院で感染者の集団=クラスターが発生したと判断しました。

山口県によりますと、新たに感染が確認されたのは、山口市や周南市などに住む
20代から100歳代までの男女あわせて84人です。
このうち68人は、宇部市にある扶老会病院の入院患者48人と職員20人だということです。
この病院では、16日病院に勤務する職員2人の感染が確認されたため、
入院患者と職員などあわせて95人を対象に17日、PCR検査を行ったところ感染がわかったということです。
68人はいずれも軽症もしくは無症状だということです。

これでこの病院で感染した人はあわせて70人となり、県はこの病院で
感染者の集団=クラスターが発生したと判断しました。

このほか16人は岩国市、周南市、山口市、それに宇部市の在住で、このうち周南市の3人は
市内のサービス付き高齢者住宅のクラスターの関連だということです。
18日は、下関市でも4人の感染が発表されていて、県内であわせると88人となり、
1日に発表された人数としてこれまでで最も多くなりました。
これで山口県内での感染確認は、のべ921人になりました。

クラスターが発生したと判断された宇部市の「扶老会病院」によりますと、病院では
うつ病や統合失調症、認知症などの治療に専門的にあたっています。
個室や大部屋を含めて、全体で274の病床があるということです。
クラスターの発生を受けて病院では、外来診療と入院の受け入れを当面中止することを決めました。

病院は「患者とご家族、関係者の皆様にご心配とご迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げます。
感染拡大の防止と感染者の治療、体調管理に全力を挙げて取り組みます」とコメントしています。

01/18 17:56