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https://news.yahoo.co.jp/articles/7ece954503d495d79f1596d1de647ff412a74fbc
中国で活動する韓国人の有名YouTuberが「キムチとサム(葉野菜などで具材を包む料理)は韓国の文化」と話したことに、中国のネットユーザーからの批判が相次ぎ、中国の所属事務所から解雇された。

チャンネル登録者数529万を誇る大食いユーチューバー・Hamzyは1月15日、自身のYouTubeチャンネルにチュクミビビンバ(辛いイイダコのビビンバ)と白キムチなどを食べる映像をアップロードしたところ、コメント欄に中国からの多くの批判が集まった。

経緯はこうだ。Hamzyは2020年11月、料理を葉野菜で包んで食べる映像をアップした。あるネットユーザーがここに「サムの文化は中国発祥だという映像を見て腹が立ったが、(韓国人の)Hamzyがサムの映像をあげてくれて嬉しい」というコメントをした。

そしてHamzyは、このコメントに「いいね」を押していた。

問題は、この時から始まっていた。

中国のネットユーザーは、Hamzyのこの行動をWeiboなどで共有し始め、Hamzyを攻撃し始めた。Hamzyは「『キムチやサムは韓国のもの』と言って何の問題があるのか。泡菜(パオツァイ)は中国の料理でキムチは韓国の料理」と反論した。


泡菜(パオツァイ)は中国の四川料理で、キムチと同様の辛い漬物だ。中国国営メディアが以前「キムチは中国発祥」との論を展開したこともあり、論争がかねてから続いていた。

論争が続いていた17日、Hamzyの所属事務所は、契約を解消したと発表した。発表では、「Hamzyの中国に対する侮辱は、大衆にとても悪影響を与えた。協力を公式に終了する。中国ファンたちを傷つけた発言で、会社の信頼に傷をつけた。当社は、中国に対する侮辱に断固として反対する」とした。

18日、Hamzyは自身のYouTubeコミュニティでこの論争についてコメントした。

Hamzyは、コメントに「いいね」を押した経緯や契約解除について述べ、「中国で活動するために、キムチは中国の食べ物だと言わなければいけないのであれば、中国での活動はしない」と伝えた。

続けて「中国の方も、韓国で活動するために中国の食べ物を韓食と言わなくてもいい。これについては、中国の方も理解してくれると思う」と強調した。


(略)