マスクの選び方は? ウレタンは性能劣る【素材別の比較結果】


どの素材のマスクが、最も飛沫の飛散を防げる?

布やウレタンで作られたマスクに比べて、不織布マスクの方が、飛沫の飛散を抑える効果が高い傾向にあることが、
国立研究開発法人「理化学研究所」(理研)によるスーパーコンピューター「富岳」を使ったシミュレーション結果で分かった。

マスクの素材別で、吸い込む飛沫量と吐き出す飛沫量はどれほど違うのか?

豊橋技術科学大のプレスリリースによると、吐き出しの飛沫量は不織布マスクは80%、布マスクは66%〜82%が抑制された。
吸い込み飛沫量では、不織布マスクの場合はマスクと顔に隙間がある場合でも飛沫量を3分の1ほどにできるという。

一方で、フェイスシールドは大きな飛沫(50マイクロメートル以上の水滴)であれば抑制する効果が見込めるが、
より細かいエアロゾルはほぼ漏れてしまうことが分かった。

マスクの素材別の吐き出し飛沫量・吸い込み飛沫量の違いを調べた研究チームの実験・シミュレーション結果は以下の通り。

(マスクなどの種類/吐き出し飛沫量/吸い込み飛沫量)

▽不織布マスク/20%/30%

▽布マスク/18〜34%/55〜65%

▽ウレタンマスク/50%/60〜70%

▽フェイスシールド/80%/小さな飛沫に対しては効果なし(エアロゾルは防げない)

▽マウスシールド/90%/小さな飛沫に対しては効果なし(エアロゾルは防げない)

※出典:豊橋技術科学大のプレスリリース
https://news.goo.ne.jp/article/huffingtonpost/life/huffingtonpost-5fd6c3bec5b62f31c1fe4eb8.html

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