現代ではさまざまなものにセンサーや通信機器が取り付けられていますが、新たな技術は傷を覆う包帯にそんな機能を内蔵することに成功しました。

1月15日に科学雑誌『AdvancedFunctionalMaterials』に掲載された新しい研究は、カーボンナノチューブのセンサーを包帯の繊維に埋め込み、傷が感染症になっているか監視するシステムを開発したと報告しています。

このデバイスが実用化されれば、傷の感染症を早期に診断し、抗生物質の使用を最小限に抑えたり、手足の切断につながる危険を抑止できる可能性があります。

過酸化水素の濃度をチェックする包帯

研究中のウェアラブルデバイスを研究者たちは「スマート包帯(Smart Bandage)」と呼んでいます。

感染症を監視するというスマート包帯が行っているのは、単相カーボンナノチューブを使った傷の過酸化水素濃度のチェックです。


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