大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」が7日に最終回を迎え、14日に閉館する岐阜県可児市の大河ドラマ館(同市瀬田、花フェスタ記念公園内)が、フィナーレ企画を次々展開している。公式インスタグラムで思い出のシーンを振り返りながらカウントダウンを行っているほか、可児市民を対象にした入館無料日も設ける。コロナ禍で運営に大きな影響を受けたが、スタッフは最後まで感謝を込めたもてなしをすることで有終の美を飾ろうとしている。

 インスタグラムは、開館1周年の1月11日から連日更新されている。オープニングセレモニーや、ドラマ初回放送時のパブリックビューイング、駒役の女優門脇麦さんにインタビューした時の様子など、毎日ひとつずつ紹介するとともに、最終日までの残り日数を伝えている。

 更新を担うスタッフの森川賢彦さんは「これまでさまざまなイベントを行ってきた。振り返ることで、応援してくれた人がたくさんいることを伝えたい」と話す。掲載したい話題が多く、最終日までに紹介しきれるかが心配だという。

 ドラマ制作発表から現在まで、同館をめぐる取り組みを年表と写真で振り返る特別展も同所で開かれており、約3年間にわたる歩みを来館者に伝えている。

 同館では6、7、11日の3日間は各日先着300人に、明智光秀やドラマ館にちなむオリジナルグッズが入った福袋が贈られる。また、8、9、10、12日の4日間は、可児市民を対象に入館料を無料にする。

 西川哲司館長は「コロナ禍で長期休館もあったが、開館中は多くの来館者に喜んでもらえた。最後は地元の可児市の住民や応援してくれた人に来てほしい」と話している。

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https://www.gifu-np.co.jp/news/20210205/20210205-42731.html
2021年2月5日 9時11分