スズキは2月5日、13年ぶりに全面改良した大型2輪車のフラグシップモデル、新型「ハヤブサ(Hayabusa)」を発表。2021年2月末ごろより欧州をはじめ、北米、日本など全世界で順次販売を開始する。

 3代目となる新型ハヤブサは、13年ぶりの全面改良モデルとして、初代から続く開発コンセプト「Ultimate Sport(究極のスポーツバイク)」のもと、高い空力特性を持つ独特のデザインや優れた走行性能をさらに進化させたという。

■スピードリミッターを2輪車で世界初採用

 新型ハヤブサのボディサイズは、2180?735?1165mm(全長?全幅?全高)ホイールベースは1480mmで、装備重量は264kg。最高出力140kW/9700rpm、最大トルク150Nm/7000rpmを発生する水冷4サイクルの直列4気筒 1340cm3エンジンを搭載して、燃費性能ではWMTCモードで14.9km/Lを実現する。

 直列4気筒1340cm3エンジンは、電子制御スロットルの採用や吸排気の機構変更などにより、低中速域における出力とトルクを向上しながら、空力特性の追求によって高速性能を落とすことなく、欧州で2020年より新型の2輪車を対象に導入されている新しい排ガス規制「ユーロ5」に対応した(欧州仕様車)。

 新搭載の電子制御システムS.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)には、出力特性、トラクションコントロール、エンジンブレーキコントロールなど5つの制御を設定パターンから選択できる「SDMS-α(スズキドライブモードセレクターアルファ)」を採用したほか、設定速度を超えないようにするスピードリミッターを2輪車で世界初採用。

 各種の電子制御のモード数を多く設定することで、街乗りからツーリング、サーキットまでのさまざまな走行シーンやユーザーの好み、技量に対応できるようにした。

■ひと目で「ハヤブサ」とわかるデザイン

 デザインは、ひと目で「ハヤブサ」と分かるデザインとし、流麗なフォルムに大胆な面使いと前傾姿勢でシャープかつエッジの効いたスタイリングを採用。

 ボディカラーは、フロントフェイス左右にある吸気口、ボディー側面、リアまわりに車体色とは異なるアクセントカラーを用いた2トーンカラーとした。また、吸気口の縁にはポジションライト組込型ターンシグナルをスズキ2輪車として初採用した。

Car Watch,編集部:椿山和雄

2/5(金) 16:40配信 Impress Watch
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写真:Impress Watch
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2021/02/05(金) 17:31:08.39
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