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2021/02/07(日) 21:02:23.59ID:kIYp9jh99戦国武将・明智光秀の人生を描いたNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」は7日、最終回を迎える。光秀ゆかりのまちとして知名度アップを狙ったのにほとんど登場せず落胆気味の京都府亀岡市に対し、同府福知山市は直近の放送で丹波支配の拠点として福知山城が紹介されるなど盛り上がりを見せており、早くも「麒麟ロス」を心配する声が上がる。
「最終回、どのようになるか、諦めながらも楽しみに注視したい」
亀岡市の桂川孝裕市長は1日の記者会見で、自虐気味に語り、苦笑した。市域はかつて「亀山」と呼ばれ、光秀は1577年頃に亀山城を築城。本能寺の変では、亀山城から1万3000の軍勢を率いて出発し、本能寺で織田信長を討ったとされる。
大河ドラマ館を設置するなど1億円以上を投じてきた。ところが、亀山城が登場したのは数分間で、本編の後にゆかりの地を紹介する「麒麟がくる紀行」には一度も登場していない。
桂川市長は「ドラマのストーリーと亀岡市(との関連)が認知されなかったのは残念。NHKに言っても仕方がない」と述べた。
一方、福知山市の受け止めは対照的だ。1月31日放送の紀行では、福知山城に残る当時の石垣、歌詞に光秀が登場する「福知山踊り」などが取り上げられた。
市秘書広報課によると、放送後、市民らからは「番組で取り上げられてよかった」と祝福する電話やメールが寄せられたという。
市は、最終回を控えた7日午後2時から、ユーチューブの公式チャンネルで歴史作家の桐野作人さんによる講演会を配信。放送終了後の午後9時からは「麒麟ロス後夜祭」として、桐野さんらがドラマの内容などを語り尽くすほか、市が福知山城の公式サイトを同時刻に開設する。
城の麓に昨年1月開設された福知山光秀ミュージアムも7日が最終日。市の担当者は「『光秀ありがとう』という気持ち。今後もインターネットなどを活用して盛り上げていきたい」と話す。
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20210207-OYT1T50007/