>>123 くんのカキコを見て思ったが
家康公が将軍宣下を受けたのは1603年だから
天下を獲ったのは60歳の時といっていいかもしれない。
もちろんその時はまだ西に旧主豊臣家が鎮座していたわけだがね。

まあ天下取りだけならそこまですごくはない(十分すごいが)
家康公はね、自分の存命時にきっちり敵をまあ大義名分突く形で潰し
そしてうまいこと後継にブリッジ出来た。これだね。
織田家や豊臣家がぶっつぶれるとこ、見てたからねえ。
その上で三百年の太平をつくれたのは、これは見事だよ。

で、これはねえ、昨日だか一昨日だかもいったんだけど
家康公はね、短気だったと思うよ。
大抵のファウンダーがそうであるようにね。
なるほど生まれながらの貴種ではあるが
乳母日傘の銀の匙くわえた大大名とかとは違うからなあ。

でもねえ、最後は気が長くなったんだと思う。
もちろんそれは悠然としているわけではなく短慮を起こさず
頭の中で描いた計画、絵図を適切に目の前のリアルに応じて微調整しながら
最後までやり通すことができるってそういう意味だけど。

そういうのをね、日本語で「老獪」といいますwww
怖い老人ってのはね、そういうもんさ。
街場やオフィスで金切り声あげて
店員や部下に絡んでいるようなものではないヨ。