ワクチン先行接種1回目終わる

http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20210226/8030009371.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

県内で唯一、新型コロナウイルスのワクチンの接種が先行して行われた、善通寺市の医療機関では、
25日、希望した医療従事者への1回目の接種が終わりました。
院長はNHKなどの取材に対し接種はスムーズに進み、重篤な副反応が出た職員などもいなかったことを明らかにしました。

2月中旬から、全国の医療従事者に先行して行われたワクチンの接種で、香川県内では、
善通寺市の国立病院機構「四国こどもとおとなの医療センター」で、2月20日から、
354人の医療従事者に行われ、25日、1回目の接種が終わりました。

このうち、初日に接種を受けた、医療センターの横田一郎院長が26日、NHKなどの取材に応じ、
接種後の体調や、痛みなどの副反応について、「すこし緊張感もあったが
特にかわったところや腫れもなく副反応はなかった」と述べました。

また、接種を受けたほかの医療従事者の中では頭痛や吐き気を訴える職員が数人いたものの、
国に報告する対象となる重篤な症状を訴えた職員はいなかったということです。

一方、今回の先行接種について、「日頃から慣れている医療従事者に接種を行ったためスムーズに進んだ」
と評価した上で、今後控える高齢者への接種などに向けて、▽問診票の記入漏れや、
▽高齢者が接種を受ける際の服装などによっては、より時間がかかる可能性もあると指摘しました。

そして横田院長は、「副反応については、程度が非常に耐えられない状況なら、
かかりつけのお医者さんに対応して頂いたらいいと思う。トータルで考えて、
リスクよりもベネフィットのほうがはるかに多いのではないか。
今後もワクチン接種を進めていくことは、感染を収束させて行くためには非常に重要なことだ」と話していました。

02/26 13:49