県会2月定例会は26日、計5日間の一般質問が始まった。県は昨年11月以降に広がった新型コロナウイルス感染の「第3波」で、
5人以上が感染した集団感染例は県内で29件あったと明らかにした。

飲食店や個人宅での食事を通じて拡大した「飲食関連」が12件で最も多く、「医療機関・福祉施設」が10件で続いた。

県感染症対策課によると、飲食関連は、遠方の親戚や近隣の知人・友人による会食などを通じて発生。
マスクを外して会食を長時間続けたり、箸や皿、グラスを共用したりした例が多かった。

医療機関・福祉施設は、マスク着用や手指消毒の徹底が難しい患者がいたり、介護が頻繁にあったりする状況だった。

感染経路は他に、同僚同士など「職場関連」が4件、学校など「教育施設」が1件などだった。
飲食や職場を介さない知人同士で感染した「その他」が2件あった。毛利栄子氏(共産党)への答弁。
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2021022700004