※テレ朝

2月28日に発生したシステム障害について、「みずほ銀行」のトップが記者会見で謝罪しました。

藤原弘治頭取「ATMの取引においてもトラブルが起きまして、多くのお客さま、長い時間お待ちいただく形になってしまった。二度と起こさない強い決意のもと、再発防止の徹底に全力で尽くしてまいりたい」

3度目の大規模トラブルとなった「みずほ銀行」は1日、会見を開き、藤原頭取らが謝罪しました。その中で、今回のトラブルは定期預金に関するデータを移行する作業と通常の月末の処理とが重なったことでシステムに負荷がかかり、オーバーフローしたと説明しました。

1日午後3時までに全てのATMが稼働しましたが、前日のピーク時には、全国5395台のATMのうち、4318台が利用停止となったということです。また、通帳やキャッシュカードがATMから取り出せなかったケースが5244件にのぼることも明らかにしています。

「みずほ銀行」は今後の対応について、ATMにカードや通帳を取り込まれた顧客への返却を急ぐほか、利用停止によりコンビニのATMなどを利用した分の手数料は全額負担するとしています。

一方、再発防止策については、藤原頭取はシステムのハードそのものの容量のほか、運用面についても今のままでいいのか見直す必要があるとの考えを示しました。

2021年3月1日 21時37分
https://news.livedoor.com/article/detail/19777006/