Web東奥3/5(金) 21:18

 青森県警は、女性や子どもへの声掛け事案や重大事件の発生場所などをスマートフォンで即座に確認できる防犯アプリ「まもリン」を開発した。8日からサービスを始める。

 アプリはほかに、警察署やもしもの時に駆け込める「子供・女性110番の店」の場所、防犯ボランティア団体などがパトロールする地域を地図で表示。不審者の目撃エリアや犯罪のあった場所などに近づいた際に通知してくれる機能もある。いざという時に助けを求められるよう防犯ブザーも付けた。

 担当した県警生活安全企画課によると、都道府県警による防犯アプリ開発は、全国で7番目で東北では初めて。近年重大な犯罪につながりかねない「前兆事案」が増えていることから、重点事業として昨年6月に着手し約800万円をかけて実現した。同課の泉田信浩課長は「視覚的に分かりやすくなっている。多くの人に使ってほしい」と話した。

 アプリはアイフォーン版とアンドロイド版があり、無料でダウンロードできる。サービス開始後、県警のホームページに操作方法を紹介するマニュアルや、ダウンロードできるサイトに接続できるQRコードを載せる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3ca3256c1f67b154ef215efd762b189c7b1f242a