1都3県に出されていた新型コロナウイルスの緊急事態宣言が、およそ2カ月半ぶりに解除され、初日を迎えた。

東京の羽田空港では、飛行機の利用客が大幅に増加している。

22日朝の羽田空港では、大きなキャリーケースを持った旅行客の姿が多く見られた。

全日空によると、22日、羽田空港を発着する便の利用者は、およそ5.5万人の見通しで、2月2日の1.6万人から大幅に増えている。

旅行客は「(どこに行く?)きょうから1泊で長崎。このご時世なので悩んだが、消毒を徹底しながら行く。(宣言解除されたが)半分半分、まだ気持ちは」、「(どこに行く?)沖縄です。卒業前に1回行けたらいいと思っていた」、「(旅行に行けるのは)うれしい。対策しながらという感じ」などと話した。

全日空によると、例年2月に比べ、3月は利用者数が伸びる傾向があり、今週末は、1日あたり7万人が利用予定で、2019年の同じ時期の半数ほどではあるが、「予約数は徐々に増えてきた。観光・ビジネス客の回復につながっていけば」と期待を寄せている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/72e4ca4ee7e9653eb88f2b44b7a2072f85771788
3/22(月) 11:54配信