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リニア中央新幹線静岡工区を巡り、南アルプスの生態系への影響を検討する静岡県の専門部会が29日、開かれた。
JR東海が、環境保全対策としてトンネル掘削の際に発生する湧水を減らし、生息する魚の産卵場所を整備するなどの方針を委員らに説明した。

JR東海は「定期的に現地の調査をしながら、専門家の意見も聞いて対応したい」と説明。
委員から「どのように環境整備を進めるか具体的に教えてほしい」と声が上がった。

静岡県は3月、JR東海の環境保全対策は「影響を回避・低減するための方法を具体的に検討する姿勢が見られない」として、
さらに認識を示すよう求める意見書を提出していた。