「たこ焼きが食べたい」。関西出身の夫は、無性にたこ焼きが食べたくなることがあるようなのですが、近所で探してみても案外、たこ焼き専門店ってないものです。

たこ焼き買うためにわざわざ足を伸ばすのは気がひけるようで、本人曰く、「そこまで頑張って食べるものではない」らしいのです。関西の地元では近所にたくさんたこ焼き専門店があり、スーパーにも必ず店舗が入っているほど、身近なファストフードだったそうです。

 ある日、世田谷公園に遊びに行くと、白いオシャレな建物が見え、新しいお店が入っていました。「キーヤコッタ? スイーツ系のお店?」

近づいてみると、なんとたこ焼き専門店ではないですか! キーヤコッタ→タッコヤーキ→たこ焼きということ。店名の仕掛けに気が付き、思わずクスリ。

 店主の大場 ROY ユキヒロさんは、オランダ生まれの関西育ち。本業はデザイナーということで、店舗やロゴのデザインもすべてご自身で考案したものだそうです。

「子どもの頃は、たこ焼きと一緒にラムネを飲んでいました。じゃあ大人になった時にラムネに代わるものはと考えた時に、シャンパンを試してみたら相性が良かったんです。シャンパンとのペアリングも楽しめるメニューを提案しています」とROYさん。ということで、早速味わってみることにしました。

看板メニュー「たこ焼き トマト味」は酸味のきいた絶品の味わい!

ROYさんの作るたこ焼きは大玉で、具はたこ、紅生姜、天かす、とシンプルな構成です。生地は出汁やみりん、醤油などで味を整え、そのまま食べても美味しいのが特徴。外をカリッと焼き上げ、口の中でトロリと広がる絶妙な加減に仕上げます。

まずは、看板メニューの「たこ焼き トマト味」(8個入り650円)を頼んでみました。自家製トマトソースは、粗くカットしたタマネギに、オリーブオイル、ニンニク、トマトで作り、一晩冷蔵庫で寝かせてから提供します。ソースはあえて温め直さず、アツアツのたこ焼きに冷たいトマトソースをかけることで、口の中でちょうど良い塩梅になるそうです。

これが最高。たこ焼きにはソースが一番合うと思い込んでいましたが、酸味のきいたトマトソースが絶品です! 粉チーズとバジルの風味も相性バツグンで、タバスコをかければよりおつまみ感がアップしてどんどん進みます。

 たこ焼きのメインとなる材料は、小麦粉とたこ。「魚介のトマトパスタと素材は同じだから合うはず!」というアイデアが光る一品でした。

新作の「柚子胡椒味」も食べてみた

新登場した「柚子胡椒味」のたこ焼きも頼んでみましたが、これまた美味! こちらは生地の味がより引き立ち、ポン酢と出汁のきいた和テイストに。先ほどのトマトソースとは全く印象が違っていて、2皿目でも十分に堪能できました。

出来立てをハフハフ言いながら、シャンパンやビールで流すのも最高ですね。ソフトドリンクの種類も豊富でした。

3/27(土) 11:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdadd81782c8d891372aa4972d4991f412f63eeb?page=1

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