東京医科歯科大学によると、先月29日の時点でコロナ入院患者の半分がE484Kと呼ばれる変異ウイルスに感染していることが分かった。
東京医科歯科大学の検査部長は、もう東京にはかなりまん延しているだろうと、いわゆる従来型から484変異を持ったものに移行しているだろうというのが我々の推論だとした
。昭和大学病院でもコロナ入院患者15人中9人がE484K変異ウイルスに感染していることが分かった。
このE484Kは大阪で感染が広まっているイギリス型などが含まれるN501Yと異なり感染力は強くなっていないと見られているが、
一方でワクチンが効きにくくなっている可能性が指摘されている。
風間晋解説委員は、変異ウイルス陽性者は原則入院でその数が急増すると病床使用率も急上昇するなど、
まさに今変異ウイルスの急拡大を見越した体制の整備が望まれるなどと指摘した。

FNN Live News α2021年4月3日(土)00:10〜00:55フジテレビ
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