新型コロナウイルスの感染者の増加傾向が続く東京都内で、新たに475人の感染が確認されました。また、これまでで最も多い15人が変異ウイルスに感染していたことも分かりました。

東京都内の新たな感染者は10歳未満から90代までの475人で、2日連続で400人を上回り、緊急事態宣言解除後で最も多い人数となりました。木曜日の感染者数が400人を超えるのは、2月18日以来です。

感染経路別では、家庭内感染が94人で最も多く、次いで、施設内感染が32人、職場内感染も増えていて26人いたほか、会食で感染した11人のうち8人は20代の若い人でした。

都の担当者は、「緊急事態宣言解除後、繁華街で人が増えたことが感染者数につながっている」と説明し、注意を呼びかけています。

また、新たに70代と80代の女性4人の死亡も確認されました。都内の感染者は12万1461人で、死者は1774人となりました。

一方、これまでで最も多い15人が、変異ウイルスに感染していたことも判明しました。このうち9人は10歳未満から20代の若い人でした。いずれも海外滞在歴はなく、市中感染の可能性が高いと見られ、うち4人は感染経路が会食でした。

都内の変異ウイルスの感染者は69人となりました。

NNN

https://news.yahoo.co.jp/articles/1929c3997de2b432ef0cb8fedd7eb831ac1d10e5