0001ばーど ★
2021/04/06(火) 12:31:16.98ID:JGBV9aGC9「事故死した父の走行ルートが違う!」
事故直後からそう確信し、亡父の名誉を回復するために訴え続けてきた遺族は、赤信号無視をして事故を起こしたにもかかわらず、虚偽の供述を繰り返した被告に実刑を求めていましたが、その思いは届きませんでした。
まずはこの事故で亡くなった仲澤勝美さん(当時50)の長女から、判決確定後に届いたメッセージを、一部抜粋してご紹介したいと思います。
■判決確定、遺族からのメッセージ
『私たち遺族は、3月15日に静岡地裁沼津支部で下された執行猶予5年の付いた判決に納得できず、控訴をしてほしいとお願いしていました。しかし、26日、検察から控訴はしないという説明を受けました。
その理由は、「全国の赤看過が原因の死亡事故の裁判例(千数件)と比較してみても、実刑判決になったものはごく僅かであり、この判決が量刑不当とは言えない」というものでした。
加害者は信号を2度も見間違えただけでなく、信号が赤に変わってから7秒後に交差点に進入して事故を起こしました。それなのに、「対向のバイクが無理な右折をしてきた」と、事実と異なる証言をしていたのです。そのせいで警察から誤った報道発表もされ、自動車保険においても父の過失が7割以上と判断されました。私たちが声を上げなければ、この事実を覆すことは出来なかったはずです。
なぜ信号無視をしたのか、なぜ事故当初「バイクが右折をした」と説明したのかは、何も明らかになっていません。「前例がない」と言うのなら、どうして新たな前例を作ろうとしないのか……。
この事故が単なる赤看過での過失運転致死傷罪としか扱われないのは、今も納得がいかないし、無念でなりません』(杏梨さん)
■判決後、遺族は所轄署に出向き、質問をぶつけた
一方、警察との間では、思いがけぬ出来事が起こっていました。
判決から8日後、静岡県警本部が遺族に直接会って話をしたいと告げてきたのです。
実は3月15日の判決直後、私は誤った初動捜査がおこなわれた理由を確認するため、被害者の長女・杏梨さん、次女・マリンさんと共に、三島警察署に直接出向きました。
そして、初動捜査に当たった警察官を含む3名の交通警察官に、
「事故直後、バイクの走行ルートや信号の色を取り違えたのはなぜか?」
「誤った事故状況が早々と報道されたのはなぜか?」
といった質問を投げかけたのです(以下の記事参照)。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yanagiharamika/20210318-00227994/
遺族側は書面での回答を求めていましたが、警察側は書面ではなく、口頭で回答したいとのこと。
そこで、3月23日、杏梨さんは警察の回答を聞くため、高橋正人弁護士と再度、三島警察署へと向かったのです。
■静岡県警本部が捜査ミス認め、遺族に真摯に謝罪
この日は県警本部交通部の交通指導課理事官兼交通捜査室長のM氏、三島署の交通課長のT氏、交通事故係長のS氏が待っていました。
杏梨さんは、そのときのやりとりを振り返ります。
「事故からわずか2時間後、三島署の警察官は父が亡くなった病院で、母に対して『旦那さんのバイクが右折したのは間違いない』という断定的な言葉を投げつけたのですが、県警本部のMさんはその点について担当官に確認したうえで、『そう言い切ったことは事実です。申し開きができません。本当にお詫びしたいと思います。申し訳ありません……』そう言って深々と頭を下げたのです」
さらに県警本部のM氏は、警察が誤った事故状況を報道機関に流し、翌日、翌々日の新聞記事に掲載されたことについては、こう説明したと言います。
「Mさんは、『事故現場で加害者が右直事故だと言ったことで、警察官がそれを鵜呑みにし、思い込んでしまった。そして断定するかの如く報道機関と遺族に伝えてしまった』と認めました。そのうえで、私が『あれは間違いですよね?』と言うと、Mさんは、はっきりと『はい、間違いです』と答え、『本来であれば、わかりませんと言うべきでした。それが本当だと思います』そう言ってくれたのです。弁護士さんも警察がこうして謝罪することは滅多にないことだと驚いておられました」(杏梨さん)
以下ソース先で
4/5(月) 6:17
https://news.yahoo.co.jp/byline/yanagiharamika/20210405-00230979/
https://newsbyl-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-yn/rpr/yanagiharamika/00222963/image-1613469613284.jpeg