【マイケル・サンデル教授】「努力は報われる」論はエリートが敗者を見下す論理。成功は才能や生まれ持った物のおかげでもある。 ★6 [ボラえもん★]
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「努力と才能で、人は誰でも成功できる」。ほとんどの人はこう聞いて、何の疑問も持たないだろう。
実際、私たちの多くは「成功する人は努力をしている」という価値観の中で生きてきた。
競争環境が平等であれば、成功するか否かは個々の努力や才能にゆだねられる、と。
しかし、NHK『ハーバード白熱教室』などで知られる、哲学者のマイケル・サンデル教授から見ると、この能力至上主義の考えの裏には、
「成功をしていない、社会的に認められない人は、努力してこなかった責任を負っている」ということになる。
そしてこれは、真面目に働いていても、グローバル化やデジタル化の影響を受けている人が、
「努力をしなかったから」と尊厳を奪われ、エリートから見下されていると感じる状態を作ってしまった。
サンデル教授はこれがアメリカなどで見られるエリートと労働者の分断の本質だと説く。
経済成長に重きを置いた能力主義が招いた分断は解消できるものなのか。
能力主義に変わるものはあるのか。そして、誰もが尊厳を保てる社会とはどういうものなのか。
『実力も運のうち 能力主義は正義か？』を上梓したサンデル教授に聞いた。
（中略）
――読んだ後、リベラルを標榜する知人何人かにこの話をしましたが、彼らはリベラルが意図せず労働者を見下している可能性がある、
という事実を受け入れようとしませんでした。まさか自分が「差別している側」とは受け入れがたいのでしょうか。
教育水準の高い、成功している人たちは能力主義のメリットを享受しているので、能力主義を否定することは難しいのです。
実際、能力主義は非常に魅力的な原理です。競争環境が平等でありさえすれば、頑張って勉強して能力を発揮し、
いい大学に行って成功するということは、「自分のおかげ」であり、自分はその成功に付随する報酬に「値する」という概念は成功者には心地いい。
同時にこれは、社会における資本の分配においても「公平」なように見えます。
誰もが平等にレースに参加する資格があり、同じスタート地点に立ち、同じ訓練を受け、同じランニングシューズで走ったとしたら、レースに勝った人がもっとも多い報酬を得る、ということなのですから。
成功した人が報酬を得る、という在り方は、平等な社会、公平な経済を体現しているように思えるので、リベラル側はこの概念に対する否定的な意見を受け入れられないのでしょう。
■レースは本当に「平等」なのか
しかし、私はこういう疑問を呈します。レース自体は平等にように見えますが、中には生まれつき運動神経がいい人や、人より足が速い人がいます。
はたしてそれが自分の努力のみによるものなのか、と。同じスタート地点に立って、同じ努力をしたとしても成功できない人もいる。
つまり、成功とはその人の努力だけではなく、才能や生まれ持ったもののおかげでもあるのです。
となると、能力主義の問題は何なのか。それは、成功者における謙虚さの欠如、つまり、人生における幸運や、
親や教師、コミュニティ、国といった成功を可能にしてくれた人やものがあるということに対する理解の欠如です。
大学に行かなかった、あるいは、学位をもっていない人は、社会における「いい仕事」、そしてそれに伴う高額な報酬も大卒者に取られてしまう。
もし、社会で成功している大卒者が自分の今の成功はすべて自分の努力によるものだと考え、謙虚さをなくしていたとしたら、知らないうちに自分より成功していない人を見下している可能性があるのです。
Michael Sandel／1953年生まれ。ハーバード大学教授。専門は政治哲学。ブランダイス大学を卒業後、オックスフォード大学にて博士号を取得。
2000年から2005年にかけて大統領生命倫理評議会委員。1980年代のリベラル＝コミュニタリアン論争で脚光を浴びて以来、コミュニタリアリズム（共同体主義）の代表論者として知られる。
ハーバード大学の学部科目"Justice（正義）"は延べ1万4000人を超す履修者数を記録。日本ではNHK教育テレビ（現Eテレ）で『ハーバード白熱教室』（全12回）として放送されている。（写真：ロイター／アフロ）
（全文はソースにて）
https://toyokeizai.net/articles/-/422935
★1が立った時間：2021/04/15(木) 20:59:30.25
※前スレ
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1618532323/ （・▿・）あー、人間は皆同じに進化しているなどと思ってはいけません。 「努力は報われる」って努力したら夢想のような何もかもが叶うって意味じゃなく
（努力しないより）努力した方が努力分技術なりなんなり身になる=報われるって意味じゃないの？ 10%の才能と20%の努力、30%の臆病さ
残る40%は… 勉強も地頭によって理解力や記憶力に雲泥の差があるからな
塾講師や家庭教師の経験ある奴ならわかると思うけど
同じように教えても全然違うんだよな >>1
それで
サンデルお前は謙虚なのかよ？
と言う話ですw この人の最初の講義は
「自分は他の人より頑張ったからここにいるんだ！」
ってのを否定するところからスタートするらしいね。
毎年最初すごい反発来るらしいけど。 成功した人が自分の努力に誇りを持って何が悪いんだよ >>1
サンデル教授、いいことを言います。
一億総活躍とか、さも、日本国民がみんな才能を持っているように
主張していた、社会経験の少ない首相が居ましたが、本当に愚かなことです。
社会の大部分は「普通の人」なんです。
「普通の人」が「普通の努力」で「普通の成果」をあげることの
尊さをかんがえれば、弱肉強食の競争原理が誤っていることは明白なんですよ。
池江はその視点が欠落しているし、池江を褒め称える元首相は元から無い。 >>16
お前がまともに教えたことがないのはよく分かる だれでも努力すれば
100メートルを10秒以内で走れますか？ 「報われる」の定義次第だけど
報われるには努力は必要
でも努力したからと言って必ず報われる訳では無い
という当たり前の話なんだが >>21
努力できる環境に恵まれたのと、努力した分だけ結果が出る才能を持っていたことに感謝した上で誇るならOK こんな当たり前の事を言うだけで世界中で宣伝されて本が飛ぶように売れるんだからエリート様は違うな >>17
謙虚じゃないから自分の考え押しつけてくるんやろ
こんなのが持ち上げられてる意味が分からんわ × 努力は報われる。
〇 努力は報われる こともある。 >>25
金持ちの家に生まれればその時点で報われるのほぼ確定します 前スレにいい文があったので引っ張ってきた
＞２０２０年 上野千鶴子さんによる東大の祝辞
＞がんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものがあなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください
＞あなたたちが今日「がんばったら報われる」と思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです
＞世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと…たちがいます
＞がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます 両足の無い人が努力してプロサッカーでレアルレベルのクラブに入れますか？ 病み上がりに歯が立たない奴らも情けない。
まさか奇跡のヒロインにまつりあげて、五輪開催の世論を盛り上げようなんていう陰謀じゃないですよね。
本気でやって負けたんですよね。 >>28
その自覚がないのに偉そうに他人に講釈垂れてんのがこいつだからな >>25
そのとおりです。
ですから、努力したら必ず報われる、という命題は誤りです >>23
ネット掲示板で証明するのは無理だが学部と院で６年間それなりにたくさん教えてきたよ
自分で言うのもなんだが結構教えるのは上手かったから親からも信頼されてた >>32
口だけ謙虚の典型だよね
上っ面だけいい人ぶってるのは大体こういうやつ まあサンデルさんこそが
ルーザーのルサンチマンを利用してるんですけどね >>1
>「成功をしていない、社会的に認められない人は、努力してこなかった責任を負っている」ということになる。
ならないよｗ >>35
こも発言から見たらジェンダーに成るべくしてなったと言える。女性はどんなに努力しても射精の気持ちよさを経験出来ない 生まれてすぐ餓死する子、虐待されて死ぬ子もいるわな。努力以前の人間がいっぱいいるし、努力すら許されない人も数え切れないくらいいるよね >>31
金持ちには金持ちの不幸があるし
そもそも金銭的な余裕＝報われてるにはならんのは
理解しような。 「努力と才能で、人は誰でも成功できる可能性がある」が正解 >>28
それを当たり前と思っていない人間をどう説得するかっていう話だからな。
まさか「当たり前」だけで押し切れるとでも思ってないか？ >>37
でも 報われるべきだし報われるような世の中にする努力が必要 じゃね >>1
才能は有限
努力は無限
松山が正しいってことですね 才能×努力＝結果
才能が有りすぎたら、いくら努力しても勝てないｗ うーん
成功とか失敗とか気にせずみんな謙虚に生きようぜ
でいいんじゃない
成功者はこう振舞え、なんて謙虚じゃない気がする 池江さんは、あんな大病をして筋肉も目に見えて落ちた状態から
こんな短期にこんなに実力を回復させてすごい精神力と努力の賜物だろうと
本当に感嘆せざるを得ない。
だけど一方、彼女が病気で練習できない間もずっと練習続けて来た人達は、
回復間もない彼女にすんなり追い抜かれて「私の努力は何だったのか」とかなりショックではと。
「私だって努力した、でも私の努力は報われなかった」 目標に向かって努力するのはみんな一緒
要は伸びしろの問題！そういう事ですね >>1
本来は個人の人生の感想として本人が言う分には問題なかったのに。
社会的にそれが「正解」とされるならそれはもう「規範」「強制」の類になっちゃうからな。
特に上級が下に押し付ける「規範」としての「洗脳の道具」に堕したという指摘だろう。 >>45
環境を整えてもらっても才能だの運だの言って努力しないやつも多いんだよね 「伸びしろ」じゃなく、「伸びしろ」を埋められるかどうかの能力の問題。 人の努力が報われるかどうかの話する前に
世の中安心して生きてけるようにする努力してくれやぁ サンデルに飛びついてるのが軒並みネトウヨなのが
物語ってる >>48
お前みたいな頭悪いのが信奉してるだけやろ
多様性社会において説得する必要もない 劣悪な環境で育って劣悪な人に育つのは普通の人。オリバー・ツイストじゃあるまいし
｢逆境に生きる子たち｣という本は面白かったな。貧困や虐待や虐めにあってなお成功を収める人々｢スーパーノーマル｣についての本
成功しているように見えて酷い困難を乗り越え且つ心理的な傷を背負ったままの人々も多数いる このサンデルとやらが
清貧に暮らす宗教者や哲学者で
山谷で説法として語ってるんなら共感できるが
このパフォーマンス授業で収入得てるタレントだからな
言葉が浅いわ なんで池江の何気ない一言から、こんなことにまで発展してんだよ。 >>49
おっしゃるとおりです。
しかし、それは普通の人が普通に努力したら、ソコソコの幸せを獲得できる、
これが担保されている社会であるべきです。
本当に才能が有る人は、多少の参入障壁や規制があっても、社会的に成功している。
これは過去の起業家みんなそうですよ。
けれども、新自由主義的に規制緩和で障壁を取り去りまくったら
その障壁で守られてきた普通の人たちが没落する。
それは、努力が報われる社会作りと逆行していると思いますね。 「天才は有限、努力は無限」
「真鍮を磨いても金にはならない」
これ、同じ人が言ってるからな
瀬古利彦の師匠 >>57
黄身も気もなりの努力で君なりにそこそこ報われたろう？ こういうの見ると、ホントに「日本に生まれてよかった」と思う
これからはそうも言ってられないのかもしれんが >>52
サンデルのやってることは結局のところ自分の考えの押しつけだからな
それを押しつけと認識されないように遠回りにやってるだけのこと 努力といってもいろんな方向性があるからな
社会的に成功しないために努力する人もいる >>37
無理というのは嘘吐きの言葉なんですよ。無理だと思うから無理になる。の渡辺理論でいけば
報われないという結果は、報われるまで努力していないという努力の放棄になるから完全に否定しきれるものではないんだよな >>6
これな
努力の結果なんて無数にあって
何かで優勝するかどうかなんてのは
その一つでしかないのにそれだけとって
1か0みたいに言うのはどうかしてる 今の時代、ちょっと努力すれば
誰でもFラン大学には入れるだろ このバカ教授が、アメリカ以外の価値観をまるで知らずにものを言ってるのがよくわかる
日本は、「勝者だけが全てかっさらって、後はただのゴミ」という社会じゃないんだよ
頑張った人は頑張っただけ報われる社会 成功した人が努力しても報われない人がいるんですw
結局才能でしたwダメなやつは何をやってもダメw
努力するのは実はムダw
こっちよりは努力は報われると思いましたのほうがいいし 強い者も弱い者もいないのだ。強い者よりも弱い者が苦しまなかったと誰が断言できよう
遠藤周作｢沈黙｣ 天は二物を与えずと言うが二物どころか幾物もを与えるんだ
神は公平でも平等でもないよ、ダメな奴は何をやってもダメ この論説が気にいるやつの気持ちと理由、気に入らないやつの気持ちと理由
どちらもすごくよくわかる気がするｗ >>66
飛びつかないのは新自由主義や共産主義者の搾取側だものｗ >>58
努力しなかった、最初から土俵に上がらなかった
才能のなさは認めたくないからそういう逃げ道も必要なのさ cis村ひろゆき
「人間、努力ではどうにもならん」というのは、遺伝子的な違いを見ても同様に感じます。
例えば、100メートル走の勝者にアフリカをルーツに持つ選手が多い理由には、彼らの努力量にも増して、彼らが「遺伝子的に走るのが速い」という要因がありますよね。
言ってしまえば数万年以上前から勝負はついてしまっているわけで、その差を努力で覆そうとしても、ほとんど無理じゃないかと思ってしまうのです。
まあ、僕からすると、100メートル走でコンマ何秒の記録更新とかは本当にどうでもよくて、それ自体、かなり意味のない戦いに見えるのですが。ともあれ勝負は、環境や遺伝子による違いで決まってしまうことが大半だから、やっぱり人間、努力ではどうにもならんよな、と思うわけです。 サンデルは努力して自分の財産を捨てたことがあるのだろうか >>67
その多様性を確保するための議論がサンデルの正義の授業なんだがなあ。
まあいちゃもんはいくらでもつけたらいいさ。 努力は報われる、そう妄信して、真面目にがんばってくれる人がいないと、企業も社会も成り立たない部分があるよね。
ようするに、自分で気づかずに、自分を奴隷化している人たちね。
むしろ日本のほうが顕著だったでしょ。
賃下げ、パワハラ、過労死、
なにがあっても文句も言わずに働いてくれて
病気やケガをしても自分の責任でおとなしくしてくれて
リストラされても文句のひとつも言わずにおとなしく辞めてくれて
誰かが「おかしいぞ」といおうものなら、同調するどころか全力で潰してくれて。
そういう人たちがいたからこそ、
日本企業が成り立っていた部分がおおきいわけでさ。
だんだんと奴隷がいなくなったから、いま、凋落しつつあるわけよ。 誰もが努力すれば
東大慶應に入れるわけではない
誰もが医者や弁護士になれるわけではない 正義論の簡単な理解すらせずに
サンデルの話をするのは
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