※読売新聞

25日午後1時30分頃、福井県大野市上打波の山中で猟友会大野支部の70歳代男性がツキノワグマに襲われ、顔や頭をひっかかれた。男性は救急搬送されたが、命に別条はないという。

大野市によると、当時、支部のメンバー約20人が狩猟者育成の研修を行っていた。襲われた男性は猟銃を持っていたが、横から突然クマが出てきた。クマは1頭だったが、大きさなどはわからないという。

市には、冬眠明けのクマのものとみられる足跡の目撃情報が寄せられているといい、担当者は「鈴など音の鳴るものを身につけてほしい」と警戒を呼びかけている

2021/04/26 09:23
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210425-OYT1T50306/