奥飛騨温泉郷 温泉育ちのニシキゴイ 新潟に里帰り

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20210424/3080006080.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

ニシキゴイの産地の新潟県から岐阜県高山市に預けられ、温かい温泉で冬を越した
ニシキゴイの稚魚が大きく成長し、養殖業者に引き取られています。

ニシキゴイの産地として知られる新潟県長岡市の山古志地区は豪雪地帯のため
雪深い冬の間は暖房が効いたハウスの中でニシキゴイを育てますが、燃料費が大きな負担になっています。
このため昨シーズンから奥飛騨温泉郷で冬の間だけニシキゴイの稚魚を引き取り、
100度近い温泉に水を加えて24度ほどにした養殖用の池で稚魚を育てています。

去年の11月に預けられた時は体長は4センチほどでしたが、ひと冬を越えて
大きいものは40センチほどに育ち、新潟県から引き取りに来た養殖業者の社員が
大きさや形を確認しながら、トラックの水槽に運び入れていました。

新潟県の養殖業者の松田松夫さんは「とてもいい色つやになり、温泉の効果は大きい。
十分事業として成り立ちます」と話していました。
温泉で稚魚を育てた岡田弘貴さんは
「2年目で成果で出てとてもうれしい。ニシキゴイを通して奥飛騨温泉郷を活性化させたい」
と話していました。

04/24 14:12