2021/04/29 09:20

 千葉県柏児童相談所(千葉県柏市)で昨夏、火炎瓶が投げ込まれたり、銃弾が送りつけられたりする事件があったことが県警などへの取材でわかった。当時、息子の一時保護を巡ってトラブルになっていた自営業の40歳代の男(同県野田市)が、児相を逆恨みし、知人の男4人に脅迫を依頼したと県警はみている。4人は、脅迫や建造物損壊などの罪で逮捕・起訴された。

 捜査関係者によると、自営業の男は、このトラブルで、児相職員を脅したとして、脅迫罪で逮捕・起訴された。起訴状によると、昨年8月12日午後1時頃、携帯電話で職員に対し、「3秒だぞ、お前なんて」「ほんとぶち殺すぞ」などと脅したとされる。

 県などによると、児相の被害が始まったのは同日夜からで、敷地内で割れた火炎瓶が見つかった。同月18日には、公用車の窓ガラスが割られ、座席に火がつけられた跡があった。9月4日には外壁に職員の名前が落書きされ、同月8日には銃弾1発が送りつけられた。

 自営業の男が、児相への脅迫行為に関して、知人の名前を挙げたことで、男4人の関与がわかったという。

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https://www.yomiuri.co.jp/national/20210428-OYT1T50301/