中国のニュースサイト、観察者網の1日付報道によると、バイデン米大統領はこのほど、
「中国には2万3000マイル(約3万7000キロ)の高速鉄道があり、世界の高速鉄道営業距離の3分の2を占めている」とし「米国は後れを取っている」と語った。

バイデン氏は4月30日、全米鉄道旅客公社(アムトラック)の50周年を記念し、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアの駅で演説し、
米国のインフラ(社会基盤)整備は世界の他の地方に比べて後れを取っているとした上で、
「中国には2万3000マイルの高速鉄道がある。時速は220マイル(約354キロ)に達し、
世界の高速鉄道営業距離の3分の2を占めている。そして時速は400マイル(約643キロ)にもなる可能性がある」とした。

そして、「私たちは後れを取っている。しかし、アメリカは再び動き始めている。私たちはアメリカ合衆国にいることを覚えておく必要がある。
私たちの能力を超えるものは何もない。一緒にやればできないことは何もない」と語った。

バイデン氏は3月末、8年間で2兆ドル(約220兆円)規模をあてるインフラ投資計画を発表している。(翻訳・編集/柳川)
https://www.recordchina.co.jp/b875875-s25-c20-d0192.html

写真は中国の高速鉄道。
https://d32xtqhs6m4dwf.cloudfront.net/newRc/m400/20210502/e0691d11daf3a88463e70c869d7a5066.jpg