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2021/5/2
 止まらない大阪のコロナ「感染爆発」 吉村知事は菅政権に忖度せず、再延期の要請を
 3回目の緊急事態宣言から5月2日で1週間が経過したが、大阪府では1日、新たに1262人の新型コロナウイルス感染が確認され、過去最多を更新し、
 1日の感染者数が1000人を超えるのは、5日連続で府内での感染死亡者は41人。緊急事態宣言下でも「感染爆発」が止まらない状態が続いているが、
「現在、大阪を含む関西圏で10万人あたりの新規感染者は、首都圏の3倍超という異次元の状況です。関西圏ではわが国が経験したことのない最悪
 の状態に突入しています」(厚生労働省関係者)
 緊急事態宣言が発出された4月23日の大阪の新規感染者数は1162人だったが、これを東京の人口で換算すれば、約2000人の水準となるが、変異株
 ウイルスの市中感染が拡大してからの判断が「遅きに失した」(同前)との事。
「大阪府内では感染してもすぐには入院や宿泊療養先が見つからず、やむなく自宅で療養・待機する患者が激増しています。自宅待機している患者
 数は14000人超で、東京の1000人前後をはるかに超えています。自宅療養中に容体が急変して亡くなった方が既に大阪府内で12人に上っています。
 重症病床使用率は98.3%と公表しているが、実質的には重症病床に入りきれない重症患者が多数おり、その影響で他の病気での入院拒否や手術の
 延期などが発生。『命の選別』が現実のものとなっています」(大阪府関係者)
大阪府庁の医療系技術職トップが府内の保健所長18人に4月19日付で以下の内容のメールを送っていたことが発覚し、大騒ぎになったが、
『病院には多大な負担がかかっており、数字上空床があっても新規患者を受けられないという事態が多発しております。以前にも増して入院調整が
 難しくなっており、先生方には大変なご迷惑をおかけしております。当面の方針として、少ない病床を有効に利用するためにも年齢が高い方につ
 きましては入院の優先順位を下げざるを得ないことをご了承いただければ幸いです』
『高齢者施設に入所の方でDNAR(蘇生措置拒否)の方につきましては、看取りも含めて対応を御検討いただきたいです』
 大阪府知事吉村洋文は4月末、このメールについて「事務方同士が行ったものであり、府の方針ではない」と釈明、謝罪する騒ぎになったが、
「既に医療崩壊が進んでしまっている大阪府内では、メールの内容は医療現場では当然の前提として運用されている状態です。それがたまたまメー
 ルという形で一般に知れただけの話です。いまの大阪は病床が逼迫する中、高齢者への医療提供を遠ざけてまで入院調整をせざるを得ない悲惨な
 状況に陥っています。菅総理とバイデン大統領との首脳会談に忖度し、こうした事態に陥るまで事態を放置してきた吉村知事の人災です」
(医療関係者)
 吉村は連休明けに6日にも宣言解除の判断を行うと表明しているが、
 官邸関係者
「菅総理は東京五輪と経済への影響から緊急事態宣言の早期解除を模索し、データよりも政治を優先した判断をしかねない様相です。吉村知事は今
 回こそは菅総理を忖度している場合ではない。宣言の延長を国に要請してまず、この惨状を脱するために、関西広域連合間での病床融通要請など、
 あらゆる策を講じる必要があります。プライドが高く、2月の宣言早期解除の失敗をなかなか認めようとしない吉村知事ですが、今回は近隣知事
 に頭を下げるべき」
※医療系技術職トップとは、藤井睦子の事だが、大阪府独自の「大阪モデル」なる新型コロナウイルス感染症対策の指揮を執る大阪府の健康医療に
 関する部署の責任者で、昨今の大阪府の新型コロナウィルス感染爆発を誘発させた張本人である。特筆すべき内容は、2012年にノーベル賞を受賞し
 ながらも、8年以上経過した現時点で有効な再生医療の実績をあげれない京都大学iPS細胞研究所所長山中伸弥や、日本国を新型コロナウィルス大国
 に仕立て上げて自由民主党参議院幹事長世耕弘成とは、国立大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎の同級生である事であるが、この藤井の任命権者
 は、日本維新の会の副代表を務める大阪府知事吉村洋文であり、現在の大阪府に憤りを感じる全有権者は、来る第49回衆院解散総選挙では、自由民
 主党・公明党並びにそれらに媚を売る日本維新の会の公認・推薦する候補者には、一切の投票をしない事を強く勧める。