これは「チケットぴあ」の仕組みと、各国での五輪やW杯といった大規模イベントでのチケッティング業務を受託してきたノウハウを活用したもの。

同時に数十万件規模のアクセスに耐え、重複申込を避ける公平な抽選システムも完備。年間7000万枚以上のチケット発券実績を持ち、全国に4万か所の発見ネットワークも所有するなど、間違いなく国内トップの実力を持っています。

具体的には、自治体が送付する接種券の日時や会場などの個別予約受付と抽選が可能なシステムをパッケージにして提供するとのこと。

明日14日から相談受付ですが、すでに複数の自治体と交渉を始めており、早ければ5月中にも稼働を開始する見込みです。

費用は各自治体ごとの受付方法や対象者数、会場数や期間・日程、発券や郵送の有無などで変わるものの、1件1000円程度からとしています。

この1000円の費用は自治体側から出されることになりそうですが、これまで生じたような混乱や、それに伴う感染拡大の可能性を考えれば妥当なものと言えそう。

なお、チケッティング利用常連者からは「残念ながらワクチンをご用意することができませんでした」という事態への不安や「いや、システム落ちてるじゃん」という声も出ていますが、どこまで事態を好転させられるでしょうか。
https://buzzap.jp/news/20210513-covid19-vaccine-pia/