アメリカで13日、マスクの着用に関する新たな指針が発表され、ワクチン接種を終えた人は、原則マスクが不要となりました。

ワクチン接種が進むアメリカは、ついに「マスクなし」に向けて舵を切りました。バイデン大統領も政権の成果としてアピールしています。
バイデン大統領「素晴らしい節目であり、この日を迎えられたのは多くのアメリカ人の速やかなワクチン接種という、とてつもない成功があったからだ」

CDC(=疾病対策センター)が示した新たな指針では、ワクチン接種を完了した人は、屋内、屋外を問わずマスクの着用は必要なく、
社会的距離を取る必要もない、としています。一方、飛行機や電車など公共交通機関では引き続きマスク着用が求められます。

これを受け、ホワイトハウスではワクチン接種を完了したスタッフや担当記者らがマスクを外す姿も見られましたが、街の人の受け止めは様々です。

市民「ようやく日常生活に戻ることができる」 「屋内にいる時はマスクを着けるつもりだ」

アメリカメディアは、「ワクチンを打っていない国民の接種を後押しするものだ」などと好意的に受け止めています。
https://www.news24.jp/articles/2021/05/14/10872115.html