https://www.fnn.jp/articles/-/183108

所持金がないにもかかわらず飲食店で定食などを注文し代金を支払わなかったとして、自称26歳の男が逮捕されました。

 詐欺の現行犯で逮捕されたのは、いずれも自称・住所不定無職の26歳の男です。

 男は5月15日午後0時30分ごろから午後0時50分ごろにかけて、札幌市中央区の牛丼店で定食など3点を注文し、代金973円を支払わず、警察官に逮捕されました。

 警察によりますと、男は飲食したあと支払いをせずそのまま店を出たため、女性店員が追いかけました。男は店外で通行人ともめていて、その様子を目撃した別の通行人が通報し、駆け付けた警察官に逮捕されました。

 逮捕当時、男の所持金はありませんでした。

 調べに男は、「お金を払うつもりはなく、弁解するつもりはありません」などと話していて、警察が詳しく調べています。

 北海道労働局によりますと、北海道内の2020年度の求職者1人あたり何件の求人があるかを示す「有効求人倍率」は、前年度から0.23ポイント下回り「0.96倍」と5年ぶりに1倍を下回りました。

 新型コロナウイルスの影響で就職が厳しい情勢となっています。