米Appleは、6月からApple Musicを通じて提供するロスレスオーディオに関する詳細情報を公開した。サンプルレートが48kHz以上の楽曲を楽しむには別途DACが必要なこと、AirPodsやAirPods Pro、AirPods Maxではロスレスオーディオを利用できないことなどが告知されている。
Apple Musicでは、6月からロスレスオーディオと空間オーディオ(Spatial Audio)、Dolby Atmosに対応。追加料金不要で、カタログ全体をロスレスオーディオで聴けるようになる。ロスレスオーディオの配信フォーマットはALAC(Apple Lossless Audio Codec)で、44.1kHz/16bitのCD品質から最大192kHz/24bitまで。Apple Musicの価格は個人プランが月額980円、ファミリープランが月額1,480円。
ロスレスオーディオの利用には、iOS/iPadOS 14.6以上、macOS 11.4以上の端末が必要で、有線接続のヘッドフォンやレシーバー、パワードスピーカー、内蔵スピーカーで再生が可能。ただし、サンプルレートが48kHz以上の楽曲を聴く場合は、別途DACが必要となる。
AirPodsシリーズやBeatsワイヤレスヘッドフォンは、BluetoothのAACコーデック使用時に「最高のオーディオクオリティ」を実現する一方、Bluetooth接続ではロスレスオーディオを利用できない。

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https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1326469.html