0001朝一から閉店までφ ★
2021/05/26(水) 15:33:15.74ID:Fm7gz/Pw9沿岸漁場の海藻を食べ尽くす「磯焼け」の元凶となるウニを捕まえ、食用に養殖する試みが広がっている。特産の野菜や柑橘(かんきつ)の廃棄部分をエサにし、味や身入りの良い「ご当地ウニ」として育てる。資源を活用して海の環境を守り、水産業の振興も図る取り組みとして注目されている。(喜多河孝康)
特産果物で甘み増し「柑橘風味」に
愛媛県愛南町の宇和海にあるいけすで、町水産課の清水陽介さん(37)が金属製の籠を引き上げると、ウニの一種「ガンガゼ」が特産の河内晩柑(ばんかん)「愛南ゴールド」の果皮やブロッコリーの茎を覆うようにして食べていた。町が愛媛大と協力し、2018年11月に始めた試験養殖だ。
沿岸では近年、水温上昇の影響などでガンガゼが大量発生。磯焼けが広がり、ダイビング中の観光客が毒のある針で負傷する被害も出ている。
エサとなる海藻が乏しくなった海で育つウニは、痩せて身が少なく、苦みやえぐみが強くなる。高級食材として知られるバフンウニやムラサキウニでさえ、食用に適さなくなる。
試験養殖では、地元JAから提供された規格外の愛南ゴールドなどを週1、2回ほど与える。1〜3か月で身入りや甘みが増し、柑橘風味のウニに仕上がる。
町はいけすで2000〜2500匹を養殖し、昨年12月から町内のレストランで提供。今後は出荷量を安定させ、「柑橘風味のウニッコリー」としてブランド化を目指す。清水さんは「味は好評でいつも完売。新たな特産とし、養殖業を活気づけたい」と意気込む。
「キャベツ」「トマト」…野菜で育つウニ
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210525-OYT1T50166/