※読売新聞

JAXAとタカラトミー開発の探査ロボットが月へ…8センチの超小型、車輪に「変形」も
https://www.yomiuri.co.jp/science/20210527-OYT1T50245/

2021/05/27 19:54

宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)が玩具メーカー「タカラトミー」(東京都)などと開発する超小型の探査ロボットが2022年、月に降り立つことになった。JAXAが27日、発表した。探査ロボットは宇宙新興企業「アイスペース」(同)の着陸船で、月面まで運ばれる予定だ。

16年から開発が進められている探査ロボットは、重さ約250グラム、直径約8センチ・メートルの球形。月に着陸後、球が半分に割れて車輪に変形し、月面を走行することができるという。搭載されたカメラで月面を撮影し、着陸船経由で地球に画像データなどを送信する計画だ。

図1 変形型月面ロボット(左:変形前、右:変形後)
https://www.jaxa.jp/press/2021/05/images/20210527-1_01.png