29日、福井県内の新たな感染者は2人。
連日一桁以下が続いています。成功例として注目されるのが、独自の対策 “福井モデル”。

陣頭指揮を執る杉本知事は…
福井県 杉本 達治 知事

「感染経路の不明者、これが全国で50%ほどあるんですけど
福井県では3%ということで感染経路はほぼ完全におえているとという状況を作っている。
その結果としていろんな対策を打ちやすくなっているこれが大きな要因だと思ってます。」

中でも今、力を入れているのが“マスクの徹底“です。
県内感染者を独自調査した結果、
“感染の85%がマスクなしの会話”にあったと公表。政府も関心を寄せています。

菅総理大臣 会見
「福井県では4月の陽性者の98%の感染経路を特定をし、
その85%がマスクなしの会話が原因であると分析をされております。」

福井県 杉本 達治 知事
「話すときにはマスクをしている、会話をするとき飛沫が飛ぶときにマスクをするということを、
徹底していこうということで、県民の皆さんに4月から特に強く訴えをさせていただいております。
感染経路が遮断されるので、大きな効果上げていると思えます。」

福井市内の飲食店を訪ねると…
みなさんマスク会食を実践しています。

マスク会食をする客
「初めはちょっと面倒で大変だなと思ったんですけど
慣れればそう大したことはないと思います。」

マスク会食をする客
「感染者もどんどん減ってきていて、
効果も出ているんじゃないかなと感じています。」

県では、“会食用のマスク”を配布。
マスク会食を推進していると認証された飲食店には、1店舗あたり10万円の奨励金を支給します。

グラン・シェフ クーゼー 久世 康史 オーナーシェフ
「ご自身を守っていただくっていうのも一つが大きい要因だと思います。対策をしていくことでもっと抑えていけるように
協力はしていきたいなと思っています。」
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000217657.html