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東京海洋大学、三井E&S造船等と大型カーフェリーによる実岸壁での自動離着桟に成功 世界初
https://univ-journal.jp/96572/

2021年5月29日

東京海洋大学、三井E&S造船株式会社、株式会社商船三井、株式会社三井造船昭島研究所は、商船三井フェリー株式会社が所有する大型カーフェリー「さんふらわあ しれとこ」を用いて、茨城県大洗港の実岸壁にて自動離着桟の実証試験を実施。大型カーフェリーとしては世界で初めて、実岸壁での自動離着桟を成功させた。

海難事故の8割はヒューマンエラーが占めており、船舶の自動・自律運航化は、ヒューマンエラーの大幅な削減につながる。海難事故の防止に大きく寄与するとともに船員の大幅な負担軽減となり、海上輸送の在り方を大きく変えるものと期待されている。このような現状を背景に、国土交通省では「船舶の自動離着桟の安全性に係る実証事業」等を通じ、自動運航船を2025年までに実用化することを目指している。

今回の実証実験は、2021年3月から4月にかけて行った。実際に営業航海に従事している大型カーフェリー(総トン数:11,410トン)を用いた点、かつ、実岸壁で実施したという点において、世界初の試みとなる。

(略)

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。