新型コロナウイルスワクチンの1日当たり接種回数が、医療従事者向けも含め50万回前後となり、加速していることが政府の集計で31日、分かった。

少なくとも1回接種した高齢者らは466万人で対象人口の8人に1人に達した。

接種率は地域によって差が見られ、緊急事態宣言の対象地域では遅れる傾向にある。ペースが速いほど感染者が減るとの試算もあり、政府は1日100万回を目指し、救急救命士や潜在看護師など新たな打ち手の確保を急ぐ。

 集計によると、65歳以上を主な対象とした高齢者接種は30日までに498万回、医療従事者向けは736万回の接種が行われた。

共同通信 2021年5月31日 18時54分
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