https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20210602/8030010187.html
高松 ワクチン接種加速へ医療機関に独自の協力金

ことし7月末までに高齢者向けのワクチン接種を終えようと、高松市は接種を加速させるために、一定の回数以上の接種を行った医療機関に対して国の支援制度に上乗せして最大140万円の協力金を支給することになりました。

高松市は、政府が7月末までに高齢者向けのワクチン接種を終わらせたいとしていることを踏まえて、接種を加速させたい考えです。

このため高松市は、国の支援制度に上乗せして、一定の回数以上、接種を行うなどした医療機関に対し、市独自に協力金を支給することになりました。

具体的には、個別接種を実施しているすべての医療機関に対し一律40万円を支給したうえで、1週間あたり50回以上の接種を4週間行った医療機関には最大で60万円、自宅に往診して接種を行う医療機関には40万円の協力金を支払うということで、上乗せの額は最大で140万円に上るということです。

また高松市は、コロナ禍で不安を抱えるシングルマザーなどへの対策として、相談会の回数を増やしたり、生理用品を無償提供する事業なども行うことにしていて、こうした対策を含めて、一般会計の総額でおよそ32億円の今年度の補正予算案を今月10日から開かれる市議会に提出することにしています。

06月02日 18時27分
NHK