市役所窓口で納められた税金紛失 財政部長が全額補填 伊勢崎

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20210604/1060009559.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

伊勢崎市は先月、市役所の窓口で納められた税金19万円がなくなっていたと発表しました。
なくなった原因は分かっていないということで、財政部長が全額を補填(ほてん)したということです。

伊勢崎市によりますと、先月10日、市役所の窓口で納付された税金を集計したところ、
19万円が足りないことに職員が気付き、市役所内を探したり、
防犯カメラの映像を確認したりしましたが見つかりませんでした。
このため盗難の可能性もあるとして警察に相談し、警察が調査をした結果、
市側には盗難の可能性は低いと説明されたということです。

伊勢崎市は、窓口で税金を預かった際には別の職員が金額の確認をしてレジに入れるなど
複数で対応をしているため、なくなった原因は分かっていないということで、
管理・監督責任のある財政部長がみずから紛失した全額を補填したということです。

市は税金を預かる際のマニュアルを改めて作成するほか、レジ付近に
防犯カメラを設置するなど再発防止に努めるとしています。

また、伊勢崎市は職員の懲戒処分も4日発表しました。
市によりますと、先月5日、57歳の課長補佐が市内の商業施設で女性の後ろ姿を無断で撮影したということです。
課長補佐はおととし9月にも前橋市内の商業施設で女子中学生の下半身を撮影して
県の迷惑防止条例違反の疑いで逮捕され、その後、不起訴処分となっていました。

今回は逮捕はされていませんが、警察に通報されて事情を聞かれていて、
撮影の事実も認めていることから、市は5日付けで懲戒免職の処分にしました。

市教育委員会三好賢治教育長は「被害にあわれた方や市民のみなさまに
多大な迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます。
市民の信頼回復に努めるとともに再発防止に努めます」とコメントしています。

06/04 16:54