2021年6月10日 12時13分

 10日も、九州から北海道の広い範囲で晴れて気温が上がり、特に日本海側で気温が上昇しています。午後は北海道や東北でも真夏日になるところがあり、広い範囲で熱中症に十分注意が必要です。

 気象庁によりますと、10日も九州から北海道の広い範囲で高気圧に覆われて晴れ、特に日本海側で気温が上昇しています。

午前11時半までの最高気温は、
▽兵庫県豊岡市で33.1度
▽大分県日田市で33度ちょうど
▽鳥取市で32度ちょうど
▽福井市で31.3度と、
各地で、すでに真夏日になっています。

 また、11時40分に北海道新得町で30.1度を観測し、北海道でことし初めての真夏日となりました。


 午後も気温はさらに上がり、日中の最高気温は、
▽兵庫県豊岡市で35度と、猛暑日が予想されているほか、
▽大分県日田市と福岡県久留米市で34度
▽高松市、鳥取市、京都市、それに福井市で33度
▽甲府市や山形市で32度などと、
厳しい暑さが予想されています。

 湿度なども加えた「暑さ指数」は、九州などで激しい運動は避けるべきだとする「厳重警戒」まで上がる予想です。

 この時期は、まだ暑さに慣れていないため、特に高齢者や子どもは熱中症に十分注意が必要です。

 高齢者がワクチン接種などで外出する場合は、できるだけ日ざしを避け、時間を決めて、こまめに水分を補給することが重要です。

 家族や周囲の人が電話など直接声をかけて、エアコンの使用を確認してください。

ソース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210610/k10013077531000.html