安倍晋三前首相は16日放送のニッポン放送番組「飯田浩司のOK!COZY UP!」で、来月開幕する東京五輪・パラリンピックについて「なんといっても子供たちに夢や勇気を与えるのはスポーツの力だ。苦しい状況をおくっている皆さんに勇気を与える五輪を、なんとか成功させたい」と述べた。

安倍氏は10歳だったころに開かれた1964年の東京五輪における日本選手の活躍などに言及。「私たちの世代以上はみんな共通の思い出を持っている。日本がいよいよ世界にデビューしたんだと思った。絆は共通の思い出から生まれることもある」と語った。

さらに安倍氏は「新型コロナウイルス禍にみんなで立ち向かうときに、対面で話をしたり食事をしたりできない中で、絆を確かめ合う瞬間が生まれてくる。日本だけでなく世界中でそういうことが起こる」と大会開催の意義を強調した。

同番組では14−18日の連続企画として、安倍氏のインタビューを放送している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/867387911c928b0a29fbcd7c3696cedb7aa3ff26