一昨日の夜、岩出署管内の民家で、この家に住む男性と元交際相手とみられる女性の2人が亡くなっているのが見つかりました。

県警などによりますと、一昨日午前、奈良県在住の27歳の女性の母親から「娘の勤務先から無断欠勤の連絡があった。自宅におらず連絡が取れない」などと奈良県警に相談がありました。

母親は娘が「元交際相手とトラブルになっていたと聞いていている」と話したため、奈良県警が捜査し、和歌山県に住む元交際相手の49歳の男性の自宅を確認したところ、男性と女性が同じ部屋の中で亡くなっていました。

女性は仰向けで倒れていて、首にはロープ状の跡があり、男性は、天井裏の梁にロープをかけて首を吊った状態で、2人に目立った外傷はないということです。

昨日行われた司法解剖の結果、女性の死因は、首が締まったことによる絞首、男性は首吊りによる縊死で2人は死後、数日経っているとみられます。

この家には男性が一人で暮らしていて、第三者が関わった痕跡はみつかっていないということです。県警では、無理心中の可能性も含め、事件と事故の両面で調べを進めています。


6/18(金) 19:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/f03833299e88aa5dce51ed5f8fb29d28a830ed7a