2021年06月24日14時56分

 ダイハツ工業は24日、走行中にエンストする恐れなどがあるとして、軽乗用車「タント」など28車種計111万6656台(2017年7月〜19年7月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。計653件の不具合が報告されているが、事故は発生していない。


 国交省によると、燃料ポンプ内の羽根車の密度不足により、燃料が染み込んで変形し、他の部品と接触。作動不良を起こし、走行中のエンストにつながる可能性がある。
 
 この不具合のリコール対象は21車種計95万6221台。OEM(相手先ブランドによる生産)供給したトヨタ「ピクシスエポック」、スバル「サンバートラック」なども対象となる。
 また、軽トラック「ハイゼット」など7車種計16万435台は、かじ取り装置の可動部を覆うカバーの取り付けが不適切で、エアコン使用時に発生する水などが入って部品がさび、異音がしたり、破損してハンドルが切れなくなったりする恐れがある。OEM供給したトヨタ「ピクシスバン」、スバル「サンバー」なども対象。

ソース https://www.jiji.com/sp/article?k=2021062400735&;g=eco