0983ニューノーマルの名無しさん
2021/06/26(土) 11:23:27.77ID:POZq++AH0> 昨日までの世界(上) 文明の源流と人類の未来 (日経ビジネス人文庫) [文庫]
> ジャレド・ダイアモンド
> 日本経済新聞出版社
> 2017-08-02
★ 暴力や戦争による死亡者の数は、人口比率でみても、歴史的な資料から減少傾向にあるのは
ピンカーの書いた、
『暴力の人類史 上』『暴力の人類史 下』でも指摘されていた。
この本においては、
★ ある程度人口密度高く居住している、ニューギニアなどの狩猟採集民族は、周辺の交易関係があり、
★ 同じ言語を使う他の民族との間で、頻繁に紛争・戦争を行い、殺人行為を行っていることがわかる。
★ その人口あたりの死亡率は 近現代の国家よりも圧倒的に高い。
また、通常、狩猟採集族時代から農耕社会に変化し、資源の貯蓄が可能となってから以降、
その資源をもとに争いが生じると言った説も聞かれる。
★ しかし、この本によれば狩猟採集民族であっても
★ 狩猟採集活動をする土地の争いなどを原因として戦争が絶えないとのこと。
なお、狩猟採集民族を観察している西洋人がいる前では
★ 戦争行為を見せないようにすることによって、
★ 狩猟採集民族は平和的と言った、人類学当初の誤解が生まれてきた可能性も指摘されている。