3週間ほどの間隔を空けて1人が2回接種を受ける新型コロナのワクチンについて、北九州市は、80代の女性に誤って3回接種したことを明らかにしました。

確認ミスで同じ日に2回打ったということです。


北九州市によりますと、八幡西区の有料老人ホームで27日に、2回目の接種を受けた80代の入所者の女性がブースを出ようとしたところ、施設のスタッフから再び打ち手の看護師がいる席に案内されました。

看護師は、女性の腕に貼られた絆創膏に気づいたものの、施設のスタッフが「1回目のときのものだろう」と話したため、そのまま接種しました。


27日に使われたファイザー社製のワクチンは、3週間の間隔を空けて2回目の接種を受けることになっています。

あわせて3回接種された女性の健康状態に、問題はないということです。

もともと準備していたワクチンが足りなくなったことから、今回のミスが発覚したもので、北九州市は「注意喚起をしていきたい」とコメントしています。


2021年06月28日 18:00
https://rkb.jp/news/003009.html