阿部邦弘2021年7月6日 12:48

NHKは1日、7月の会長定例記者会見を実施。配信サービス「NHKプラス」を利用拡大を目的に、「東京2020オリンピック」競技中継の同時配信は、受信契約の確認メッセージを表示しない事を明らかにした。

既報の通り、NHKは7月23日より開催する「東京2020オリンピック」を、総合テレビ、Eテレ、BS、ラジオなど6つの放送波で競技の模様を中継。総合テレビとEテレで放送する競技中継は、NHKプラスでも同時配信される。

通常、NHKプラスを利用するには、受信契約の氏名や住所等を入力するなどのID登録が必要。ID登録・ログインすると、受信契約の確認メッセージが消え、見逃し番組配信も視聴できる仕組みになっているが、競技中継の同時配信は、ID登録無し・メッセージ非表示で視聴できるという。

正籬副会長は今回の措置について、「同時配信については、メッセージをはずしてご覧いただけるということで、やはりまだまだNHKと受信契約を結んでくださっている世帯に比べると、NHKプラスの方はID登録してくださっているのが百数十万台ですので、桁が違います。いろいろな調査をして、我々の努力不足もあると思うのですが、NHKプラスの存在自体をまだご存じない方が大勢いらっしゃる。我々の経営計画でも、いつでもどこでも適切な媒体を通じてNHKのコンテンツをご覧いただけるようにするのが目標ですので、このオリンピックをきっかけに、今回メッセージをはずして多くの方に触れていただいて、いつでもどこでも必要な情報が手に入るということを多くの方に体感していただければと思っています」と話した。






8Kは「放送だけに頼っていると、せっかく開発した技術がいきない」
     ===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1336218.html