【台北=中村裕】中国医薬品大手の上海復星医薬集団は11日、台湾積体電路製造(TSMC)と鴻海(ホンハイ)精密工業の創業者の郭台銘(テリー・ゴウ)氏が設立した慈善団体などに対し、計1000万回分の新型コロナウイルスのワクチンを販売する契約を結んだと発表した。契約金額は計3億5000万ドル(約385億円)。ワクチン不足が深刻な台湾に、中国企業が大量供給する形となる。

 台湾はこれまで、関係の深い日本や米国から、各200万回分以上のワクチン提供を受けるなどして、計約700万回分のワクチンを確保していた。ただ今回、中国から入手するワクチンは、日米からの支援量を大きく上回るものとなる。

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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM113AH0R10C21A7000000/
2021年7月12日 1時48分