りそなホールディングス(HD)傘下のりそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、みなと銀行の4行が、住宅購入時に夫婦がそれぞれローンを組む「ペアローン」で、新たに同性カップルによる契約にも対応することが15日、分かった。性的少数者(LGBTQ)に対する社会的関心の高まりなどを受け、ダイバーシティー(多様性)に配慮する。
 これまでのペアローンは原則として、法律婚の夫婦のみを取り扱っていた。今後は同性カップルも、互いを連帯保証人として契約できるようになる。また、片方の名義でローンを組む場合でも、二人分の収入を合算して申請することが可能となり、単独で申し込むよりも借り入れがしやすくなる。
 今後、りそなHDの各銀行の住宅ローン相談拠点などで、相談や申し込みを受け付ける。契約時には両者の関係を示す公正証書などが必要になる。

時事通信 2021年07月16日07時21分
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