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お得意様だけに販売していた「一子相伝」の人気手作り梅干しを一般にも売り出し、
地元商店街に足を運んでもらうきっかけにしようと、北九州市八幡東区の枝光本町商店街の
黒木青果店が今年、例年の倍の梅を漬けて、インターネットでの販売に乗り出した。

黒木青果店の梅干しは、同店が昭和初期にこの商店街で営業を始めたころから、
代々の店主が漬けてきた梅干し。梅の味が感じられるギリギリの塩加減が特徴だ。
今は4代目の黒木伸広さん(47)が漬けている。材料の選び方や漬け方など親から
1人の子に技法を受け継ぐ一子相伝で、味などの質を保つため大量に作ることができず、
お得意さんとその紹介者だけに売ってきた。


梅の漬かり具合を確認する黒木さん
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枝光本町商店街にある黒木青果店
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